8. ワードプレスにプラグインを入れます
WordPressにいろいろな機能を付けたい場合、プラグインをインストールすると簡単に付与できます。プラグインは「管理画面」のメニュー「プラグイン」の「新規追加」から検索して探してインストールし、有効化しておきます。
《!》アップロード・インストール中はページを切り替えないようにします。もし途中で切り替えると、メンテナンスモードのままになってしまい、サイトが表示されなくなってしまいます。もしそうなってしまった場合は、「ファイルマネージャー」などで、サイトのワードプレスが入っているフォルダを開き、その中の「.maintenance」というファイルを削除すると治ります。
当ミュージアムでも利用している、写真ギャラリーサイトにする際にインストールするといいプラグインをご紹介しましょう。
Advanced Random Posts Widget
当ミュージアムの右上にある、ランダムで記事を紹介してくれるブログラムです。
Category Order and Taxonomy Terms Order
カテゴリーの表示順を自由に並び変えられるようにします。デフォルトではこれができません
Contact Form 7
メールフォームを作成する有名なプログラムです。お問い合わせページを作るのに欠かせません。
External Links
本文にサイトのアドレスを記したさい、自動的にリンク化してくれます。
Google XML Sitemaps
サイトをGoogleの検索にわかりやすく紹介するためのプログラムです
Kaya QR Code Generator
当ミュージアムの右下にある、現在のページのアドレスをQRコード化して表示してくれるプログラムです。
Media Library Assistant
アップロードした写真などのメディアのリスト表示にクイックエディタ機能をつけてくれます。また、カテゴリ分けできるようにします。また、複数のメディアのキャプションや説明などを一括して編集できるようにします。
Organize Media Folder
画像を整理してフォルダ管理ができるプラグインです。
ワードプレスは標準でwp-content/uploads/の中に写真などを収納します。写真ギャラリーを作成するために、たくさんの写真を入れると一つのフォルダーの中にたくさんのファイルが入ってしまいます。すると見つけにくなります。
また、サーバのフォルダを見ても一部しか表示されなくなります。それだけではなく、実は一つのフォルダのファイル数の上限値が多くのレンタルサーバーでは定められていて、コアサーバーの場合は10万個くらいという話があります。
このプラグインを使えば、メディア用のフォルダーをいくつも作成して、すでにアップロードされた写真を移動して、フォルダ分けできますので、そのような問題が解決します。このプラグインで写真を移動すると投稿記事のリンクも自動的に変化するので、投稿記事の写真が表示されなくなるということはありませんでした。
一つのフォルダに最大でも1万個くらいのファイルにするのがいいようです。すでに述べたように写真をアップロードすると様々なサイズの写真が自動的に作成されて10倍のファイル数になりますので、一つのフォルダに1000枚程度の写真を上限とするのがいいかもしれません。
Really Simple CSV Importer
一度にたくさんの投稿記事を作成したい場合、CSV形式で投稿できるようにするプラグインです。
Really Simple SSL
とくに設定なしでSSL化してくれます。もともとSSLでないときに作成した記事の中に「http://」のリンクのメディアがあっても「https://」としてくれるので、セキュリティーのあるものとないものが混在しないようにしてくれます。
Regenerate Thumbnails
アイキャッチ画像を再生成します。
Robo Gallery
写真ギャラリーを作成するプログラムです。写真ギャラリーサイトを作るのに便利です。同様のプラグインは有料版にしないと機能が不十分のものが多い中、これは無料版でもけっこう使えます。また、ギャラリーの写真をプラグイン専用のフォルダに入れることはないので、「ダッシュボード」のメディアからも管理できるのもいいです。
※このプラグインの使い方を検索すると、無料版では3つしかギャラリーを作れないという説明が多いですが、最近変わったようです。当ミュージアムが使い始めたのは2021年2月ですが、フリーのギャラリータイプであればいくつでも作成できるようになっています。
SiteGuard WP Plugin
サイトを悪意のある攻撃から守る有名人気のプログラムです。ただ、このプラグインの機能の一つの「管理ページアクセス制限」には少々くせがありますので、この部分はオフにしておくといいかもしれません。この制限は短時間にたくさんのログインの試みがあるときなどに制限するものですが、ときどき管理人もはじき出されて、投稿画面が真っ白になってしまうことなどあるようです。もし、このプラグインが原因の問題のときは、「.htaccess」ファイルの「RewriteRule ^wp-admin 404-siteguard [L] 」という一文を削除すれば回復します。(経験済み(^▽^;))
参考サイト:https://kekkon-no-shiori.com/404-error/
WP CSV Exporter
投稿記事をCSV形式で出力するプログラムです
WP Extended Search
検索機能を拡大するプログラムです。Wordpressの標準の検索機能は投稿記事の題名と本文からしか検索しませんが、このプラグインにより、メディアのキャプションや説明などからも検索できるようになります。写真ギャラリーなので、写真検索する機能を実装できます。
WP Multibyte Patch
日本語の表示が文字化けしないようにします。昔は標準で最初から入っていましたが最近は違うのかな?
WP Super Cache
サイトの表示を早くします。Cocoonにも同じ機能がありますので、どちらか一つのみを有効にするのがいいでしょう。
XO Featured Image Tools
投稿の画像からアイキャッチ画像を自動生成します。投稿記事を作成するときにはアイキャッチも設定する必要がありますが、それを忘れたとき自動的に投稿に入っている写真からアイキャッチを設定してくれます。